
ペットを飼っていれば、ペットの健康やご近所への迷惑などを考えて避妊や去勢を選択される方も多いのではないでしょうか。近年では避妊・去勢手術の必要性やメリットが理解され始めたためか、手術を希望する飼い主さんが増えてきました。実際、うちだ動物病院にも多くの飼い主さんが避妊・去勢手術のご相談にいらっしゃいます。
「病気でもないのに手術をするのはかわいそう」……そう思う方も多いと思います。しかし、ペットたちは野生の世界に住んでいるわけではありません。動物の本能をそのままにしておいては、彼らを苦しめることにもなることを理解しましょう。手術によってペットたちの健康や精神の安定が得られるのです。彼らと飼い主さん双方にとっての「幸せ」についてよく考え、選択しましょう。
避妊手術のタイミングとして理想的なのは、子猫、子犬は10ヵ月前後の若い時期です。その時期ならば体力もあり痩せているので、手術が容易に済む上に術後の回復が早いというメリットがあります。オスの去勢手術は、少し遅れて10ヵ月~1才位で行うのが理想です。(個体によって発育状態が異なるので状態を見てから手術時期を選んだ方が良いでしょう)
| 避妊 | 去勢 | |
|---|---|---|
| 犬 |
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| 猫 |
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避妊も去勢も性ホルモンを除去する手術になるため、ホルモンが関連する病気が起こりにくくなります。しかし、ホルモンを除去することで体内のバランスが崩れて体調に異常が出る可能性があります。具体的には、下記のような症状が起こる可能性が考えられます。
犬の場合によく聞くのは、「しつけができない」という理由で去勢手術をすることです。確かに手術によって反抗心は弱くなりますが、そのために簡単に手術を選択するのは考えものです。飼い主さんは、彼らに降りかかるリスクまで理解した上で手術を決めるべきでしょう。